
コラム

愛着ある住まいで、より長く過ごすために
若いうちに家を建てても、ライフスタイルに変化が起きたり、子どもが大人になって住む人数が変わるなど、リフォームを考えなければならない時期がきます。
一般的なタイミングとリフォームを検討する際のポイントをまとめました。
・築年数による目安
築10~15年
浴室、トイレ、キッチンなど水回り設備の劣化、外壁や屋根の劣化、内装のクロスや床材の劣化が気になってくる時期です。
築20~30年
大規模な修繕やリノベーションが必要になる時期です。間取りの変更や設備の更新を検討しましょう。
・ライフスタイルの変化
築年数とは別に、家族構成の変化や親の介護、働き方の変化によって住まいの見直しを迫られる時期があります。
子どもが成長し独立すれば、以前は手狭だった住まいが急に広く感じられるようになります。
一方で、高齢になった親と同居するために、二世帯住宅への変更を検討せざるを得ない場面も出てくるでしょう。
コロナ禍以降に増えてきた在宅勤務は、子育てや介護と仕事を両立できるようにするため、今後も増加すると思われます。家でも快適に仕事ができるようなスペースも必要になるかもしれません。
リフォームのタイミングを逃すと、建物の劣化が進行し修繕費用が高額になったり、住環境の悪化により生活の質が低下するだけでなく、建物の寿命も縮めてしまいます。
定期的なメンテナンスと、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームを行うことで、快適で安全な住まいを維持することができます。